花粉症のつらい症状にツボ押しでアプローチ!
効果的なツボとその押し方
春先や秋になると多くの人が悩まされる花粉症。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなど、不快な症状は日常生活の質を下げてしまいます。
市販薬や医師の処方薬もありますが、セルフケアの為に「ツボ押し」を取り入れる人が増えています。
今回は、花粉症の症状緩和に役立つとされるツボと、正しい押し方について解説します。
ツボ押しはなぜ効くのか?

・ツボ押しは、東洋医学で「経絡(けいらく)」と呼ばれるエネルギーの流れを整え、
自律神経や免疫バランスを調整することを目的としています。
これにより、鼻の粘膜の腫れや炎症を抑え、症状緩和に最適だと考えられています。
代表的な花粉症対策のツボ
1. 迎香(げいこう)

- 【位置】小鼻の横、ほうれい線の少し外側。
- 【効果】
- 鼻づまりや鼻水の緩和に効果があるとされ、鼻の通りが良くなると
- 言われています。
- 【押し方】
- 両手差し指で左右同時にゆっくり押し込み、5秒間キープ。
- これを3〜5回繰り返します。
2. 印堂(いんどう)

- 【位置】眉間の中央。
- 【効果】
- 鼻づまりや目のかゆみに効果があるとされ、リラックス効果も
- 期待できます。
- 【押し方】
- 中指や親指でゆっくりと圧をかけ、深呼吸しながら
- 5秒押してゆっくり離します。これを数回繰り返します。
3. 合谷(ごうこく)

- 【位置】手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる部分のくぼみ。
- 【効果】
- 万能のツボと呼ばれ、花粉症に伴う頭痛や鼻の不快感、
- 眼精疲労にも効果が期待されています。
- 【押し方】
- 反対の意見でじっくりと強めに5秒間押して離す。
- 左右対話してみましょう。
ツボ押しの注意点
- 1、食後すぐや発熱時、体調が悪い時は避けましょう。
- 2、強く押しすぎず、心地よい圧力でゆっくり進めるのがコツです。
- 3、妊娠中の方は、合谷などの一部のツボは避けた方がよい場合があるので専門家に相談しましょう。
ツボ押しは「補助療法」として
ツボ押しは、前向き症状を優先する「補助的な方法」です。 重度の花粉症や薬が必要な場合は、
医療機関を受講し、適切な治療を受けることが大切です。
ツボ押しは、薬と併用することでセルフケアとしてどうぞ。